スピッと自然農
黄金時代の農的コミュニティ
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耕作放棄地再生プロジェクト3

先日は朝から氣波さんと二人で、耕作放棄地再生ワークをしてました。

まず草刈りの続きでした。

その後はスコップで、畑に生えているススキの株の抜根。

20株ぐらいありました(笑)四方からスコップを入れてブチブチブチと根を切って、掘り上げるのです。

↑そしてわかるでしょうか?無数に散乱しているセイタカアワダチソウの枯れ枝が。

これを全て畑の端によせないと、その後の耕うんが出来ないわけですよ(笑)

耕作放棄地なので、一度リセットしないとまたすぐボーボーになるので、耕うんが必要なんです。

なので、この散乱しているセイタカアワダチソウを集めて、せっせと畑の端に運ぶわけです。

が、しかし…。

厄介なことに倒れてはいるけれど、まだ根がついてて、なかなか抜けないんですよ(笑)

だから、サーッとかき集めることが出来ないのでした。

地道に、草刈り機で根本から切らないと進まないのです。

こりゃ〜やべぇな〜と思っていたら、氣波さんが1人黙々と着手し始めたので、

僕も「地道にやるしかないか」と覚悟を決めて後に続きました(笑)

まあ、セイタカアワダチソウは、後で菌ちゃんふぁーむの畝作りのときに使えますからね。

菊芋のように生命力が強いので、畝に入れたら最高のお宝です。

でもさすがに、普段から畑仕事をしている僕でも、キッツいわ〜と思いました(笑)

思い出してみれば、この耕作放棄地は去年セイタカアワダチソウが僕の身長よりも伸び、一面にびっしり生えていて、

畑の中にさえ入り込めない状態でした。

それらが一度冬に枯れて倒れ、他の草も枯れ、人間が介入する余地が出来たわけです。

そこで、「草も少ない今こそチャーンス!」と草刈りを始めた農地。

せっせと草刈りを進め、

ようやく全貌が見えてきたわけです。

まあ、自分の畑だったら、疲れる一歩手前ぐらいで早々に切り上げてること間違いなしです(笑)

でも、皆が関わるプロジェクトだから、僕も氣波さんもやる気が湧いてくるんですよね。

黙々と作業をしていると、色々とその後の展開が浮かんでくるんです。

僕は、ただ単に自己満足で耕作放棄地を再生したいわけじゃないんですよ。

ゆくゆくは、無肥料栽培という農法を普及させたいのです。

その為の序章なんですよ今は。

なので、やがてはこの耕作放棄地に作業場兼ハウスを皆で組み建てて、畑に水道を引いて、種苗販売の許可をとって、

僕らのコミュニティで、「固定種専門の苗の販売」をしようと考えています。

何故なら、これから家庭菜園とか色んなコミュニティで無肥料栽培をする人が日本全国で沢山出て来ますでしょ。

でも、固定種の苗ってなかなか売ってないんですよ。

種は売ってますけどね。

種から育てるのはハードルが高いんですよ。

なので、苗をホームセンターから買ってきて家庭菜園をやる方が多いです。

この時期に全国のホームセンターでは、野菜苗が売ってますよね。

でも、売ってる苗はF1種ばっかりです。

それは何故か?

F1は種採りが出来ないので、毎年売れるんですよね。

もし固定種の苗を売ったら、種採りが出来るので、年々段々と買う人が少なくなっていくんです。

ずーっとは儲からないってことです(笑)

でも、それこそ黄金時代のビジネスモデルじゃないですか?と僕は思うわけです。

人間の、個人の、経済的な利益よりも、もっともっと大事な事があるでしょう。

やればやるほど、地球環境が壊れていくビジネスはエネルギーのベクトルが内向きです。

その逆をやるのが、黄金時代のビジネスです。

利己の為にやるのではなく、利他の為にやるからこそ、より大きな利益が自分にも巡ってくるという価値観がベースになります。

その利他には、僕たち人類の健康だけでなく、地球環境の回復が含まれます。

それに、「固定種専門」で苗を販売すれば、それを購入する人と繋がれますよね。

どういう人が固定種の苗を買うでしょうか?

僕らみたいな人じゃないでしょうか。

すると、お客さんを対象にして、種採りの講習会をやったり、農業の勉強会をやったり、種の交換会やったりね。

そういった面で次は貢献出来るわけです。

全国各地に無肥料栽培農家が増えれば、地産地消が増えて、物流もそんなにいらなくなるでしょう。

新鮮な野菜が、自分の生活圏でいつでも手に入る世の中になるからです。

そんな未来になるための、日本全国の黄金時代コミュニティの、ハブ的な存在になりましょう。

「固定種の苗屋」は、例えば「NPO法人無肥料栽培普及センター」的な分かりやすい法人の中の、営利事業の1つでやるわけです。

スピッと自然農というコミュニティから、そんな活動が生まれても面白いですよね。

たぶん、色んな人と繋がれますよ。

その繋がりからまた、活動が広がっていくと思います。

そういう将来ビジョンを思い描いて、着々と前進していきましょう。

後から時代が追いついてきますからね。

読者の皆さん、

そんな構想を頭の片隅に、ちょいと入れといて下さいね。

人生は冒険です。面白そうな事をやりましょう。

まあ、現段階ではあまりきちんとした事業計画を立て過ぎない方がいいんです。

あとは皆さんの頭の中で、妄想を沢山膨らませる事が大切です。

閃きや導きが入ってくる要素をたっぷりと残しておいた方が、圧倒的にうまくいきます。

NPO法人は以前、設立したことがあるので、そんなにハードルは高くないと思います。

僕は東日本大震災の後に設立したんですよ。

防災教育や復興支援をする為のNPOでした。

行政と仕事をする為には法人格が必要ということで、任意団体を法人化したのです。

その時は行政書士さんにはお願いせずに、勉強の為に法務局に通って、書類を1から10まで自分で整えて設立したので、大体の要領はわかってます。

ただ、脳梗塞をして忘れちゃったので、また勉強し直す必要がありますね(笑)

でもまあ、十年以上前の僕に出来たのだから、また出来るでしょう。

その時のNPO法人は、もう譲渡してしまいましたけどもね。

当時、僕は半身麻痺、言語障害、記憶障害、識字障害で経営が出来ませんでしたからね(笑)

まあ、その時の経験は、予行演習だったのかと思いますね。

法人を設立する時には、定款が大切です。

「法人」に命を吹き込むわけです。使命を。

この法人は何のためにあるんかいな?何をもって社会に貢献するんかいな?というものです。

そして、このNPO法人の活動の結果、社会にどんな利益がもたらされるのかいな?と。

僕は学生時代にドラッカーの本を全部読んで「これからはNPO法人だ!」と影響を受けたのでした。

今後ますます、皆さんの智慧とアタオカが必要になって来るでしょう。

僕はテキトーな人間なので、一人では何も実現できません。ほんとに。すぐ昼寝したくなるのでね。

でも皆がいれば、そんなテキトーな僕も活きると思います。

上も下もない、サークル活動のような法人を創って遊びましょう。

黄金時代の仕事のモデルを、僕らが創りましょう。

妄想を膨らませておいて下さい。

先ずは、耕作放棄地を農地へと再生するところからですね。

ありがとうございました!

☆耕作放棄地再生プロジェクトを支援して下さる方はコチラにお振込みをお願いします。
現在16万円です。

銀行名:ペイペイ銀行
支店名:ビジネス営業部
口座番号:2209111
名義:ドウシシゼンノウエンアワノタカフミ

よろしくお願い致します。

POSTED COMMENT

  1. 氣波 より:

    セイタカアワダチソウ、手強かった!!
    でもほとんど全部畑の端に寄せられたので一安心。
    しばらく放置しておくと、菌ちゃんの良い餌になりますね。

    • michitaka より:

      氣波さん、先日はありがとうございました!

      キツかったでしょう(笑)二人共、草刈り機で手にマメがいくつも出来てましたね。

      それだけ、力を入れないと切れなかったということですからね。

      今日の午前中まで雨だったので、明日1日晴れて土が乾いたら、その後はタイミングの良いときにトラクターで耕うんですね。

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