スピッと自然農
黄金時代の農的コミュニティ
耕作放棄地再生プロジェクト

耕作放棄地再生プロジェクト5

前回、防獣柵が既にほぼ完成していたと書きました。 

あの後、僕はホームセンターで足りない分の柵や、鉄筋や防獣杭を買って付け足しました。

購入したのはコチラです↓

レシートはコチラです↓

使った合計金額は18,976円です。

初めは20万円ぐらいの試算をしていたのに、実際は2万円分程の柵で済んで、

しかも村人えーさんがほぼ全部を作ってくれたので、僕らは労働力も投入することなく完成しました。

ありがたいことです。

よって、今の僕たちの残額は241,024円です。

あとは今年の夏、秋、冬の間で、

柵の高さが追加で必要なところや、補強する必要があるところなども、また出てくると思います。

野生動物はとても賢いので、

どこなら飛び越えられるか?

どこが柵の弱点か?

を段々と学習していきます。

今後はそういった、弱点の補強にも使わせて頂きます。

とりあえず、今は様子をみてみます。

なるべくお金の価値があるうちに、必要な物に変えて行きましょう。

あとは水はけを良くするために、畑の端に溝を掘る土木作業を、空いている時間にちょこちょことしていきます。

とりあえず、ご報告を急がなければと思って記事をあげました。

柵が完成した後、氣波さんと一緒にトラクターで全体を耕うんしました。

スピッと自然農のコミュニティに入っている方は、facebookページに氣波さんが編集して上げてくれた耕うんの動画があるので、みてください。

セイタカアワダチソウやヨモギの根が深く張っていたので、地表より30センチ程、深めに耕しました。

よって、浅い層の菌糸ネットワークは一旦リセットされていると思います。

この状態で無肥料栽培をしても、作物はまだあまり育ちません。

なので、そこに先ずは、マメ科の大豆を植えて根粒菌を増やします。

根粒菌は土中に窒素成分を増やしてくれます。 

窒素は空気中に沢山ありますから、それをマメ科の植物の力で、土中に供給してもらうということです。

そして、多少の草を生やして微生物を増やします。

ちなみに、植える大豆は「借金無し大豆」という小ぶりの大豆で、味が濃くて抜群に美味しいです。

名前の由来は、「借金が無くなるほど売れる」そのぐらい美味しいと評判の固定種の大豆です。

それは販売しますが、道志村に来た「スピッと自然農」のメンバーの方には自由に収穫して持って帰ってもらうつもりです。

販売して得た収益は、人件費等の経費を引いて、残りはプロジェクトの資金に追加して行きますので、

皆さん、その際はぜひ購入してください。よろしくお願いします。

9月の半ば過ぎから収穫が始まると思います。

冬の前には枯れ木や枯れ草を集めて、菌ちゃんふぁーむの畝作りをスタートさせます。

その畝によって、爆発的に微生物が増えます。

そして、来春から本格的に野菜を育てましょう。

ありがとうございました!

また近いうちに普通の記事をあげます。

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